俳句

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夏草や兵どもが夢のあと (岩手県西磐井郡平泉町) 
しばらくは花の上なる月夜かな (東京都江東区) 
旅に病んで夢は枯れ野をかけめぐる (大阪府大阪市中央区) 
古池や蛙とびこむ水の音 (東京都江東区) 
草の戸も住替る代ぞひなの家 (東京都江東区) 
行春や鳥啼魚の目は泪 (東京都荒川区) 
五月雨の降り残してや光堂 (岩手県西磐井郡平泉町) 
あかあかと日は難面もあきの風 (石川県金沢市) 
麦の穂をたよりにつかむ別れかな (神奈川県川崎市) 
花の雲鐘は上野か浅草か (東京都台東区) 
花の雲鐘は上野か浅草か (東京都台東区) 
発句也松尾桃青宿の春 (東京都中央区) 
川上とこの川下や月の友 (東京都江東区) 
この里は気吹戸主の風寒し (茨城県神栖市) 
此松の実ばえせし代や神の秋 (茨城県鹿嶋市) 
枯枝に鴉のとまりけり龝の暮 (茨城県鹿嶋市) 
わがきぬにふしみの桃の雫せよ (京都府京都市伏見区) 
物いへば唇寒し秋の風 (東京都足立区) 
行く春を近江の人と惜しみける (滋賀県大津市) 
旅人と我名よばれん初しぐれ (東京都品川区) 
升買て分別かはる月見かな (大阪府大阪市住吉区) 
蓬莱に聞ばや伊勢の初だより (東京都新宿区) 
菊の花咲くや石屋の石の間 (東京都中央区) 
一里はみな花守の子孫かや (東京都港区) 
草の戸や日暮れてくれし菊の酒 (滋賀県大津市) 
春なれや名もなき山の朝がすみ (東京都新宿区) 
風かをる越の白嶺を國の華 (石川県白山市) 
此道に出て凉しさよ松の月 (東京都文京区) 
くわんをんのいらか見やりつ花の雲 (東京都台東区) 
秋に添うて行かばや末は小松川 (東京都江戸川区) 


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