俳句

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辻桃子 

噎びつつ春の夜の炉に仕へけり 
干してあるシャツが抱きあふ雁渡 
稔田や窓に湯治の裸見え 
五十八階全階の秋灯 
第三の鍋煮えくるぞ芋煮会 
梨食うてすつぱき芯にいたりけり 
瀧氷りはじめし真夜の響きかな 
虚子の忌の大浴場に泳ぐなり 

辻桃子の津軽歳時記[本/雑誌] / 辻桃子/著 安部元気/著
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