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神蔵器 

椿落つ樹下に余白のまだありて 
瞑りては秋風われを離れゆく 
無花果挘ぐ平らにのべし妻の掌へ 
ふところに勝独楽のあり畦をとぶ 
かまくらのもらす灯のうち人の過ぐ 
田や畑や動かぬものに雪つもる