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神蔵器 ●

椿落つ樹下に余白のまだありて 季
瞑りては秋風われを離れゆく 季
無花果挘ぐ平らにのべし妻の掌へ 季
ふところに勝独楽のあり畦をとぶ 季
かまくらのもらす灯のうち人の過ぐ 季
田や畑や動かぬものに雪つもる 季