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木内彰志

山坊に白湯沸いてゐる半夏かな 
早苗束抛りて宙を濡らしけり 
竹割つて竹の匂ひの端午かな 
睡蓮の花の布石のゆるがざる 
埋めたての水子を掘りに雪をんな 
賑はひに雨の加はり一の酉 
日おもてに谺のあそぶ斧始め 
初漁や海境の青一文字