俳句

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林徹

広島忌雷雨となりて海叩く 
ちかぢかと馬の顔ある暮の秋 
鶏頭の影地に倒れ壁に立つ 
寒鯉の大きな頭沈みけり 
室咲や父が遺愛の虫眼鏡 
正月や楷書のごとき山の晴 
子を抱いて川に泳ぐや原爆忌