俳句

香川県の季語と俳句

香川県の御当地季語

初金比羅(新春の季語)
金毘羅宮では毎月10日に祭祀が行われているが、その年の最初の1月10日の祭祀を言う。

桜花祭(春の季語)
4月10日に金毘羅宮で行われる鎮花祭。

志度寺祭(夏の季語)
7月16日に志度寺で行われる法会。

金刀比羅祭(秋の季語)
10月9日から11日に金毘羅宮で行われる例大祭。

香川県を詠んだ俳句

象の眼の笑いかけたり山桜 与謝蕪村
1767年に金刀比羅を訪れ、象頭山を見上げながら詠んだ句だと言われている。

おんひらひら蝶も金比羅参哉 小林一茶
「文政句帖」所収。1792年に始まった西国俳諧修行の中、1794年に琴平で詠まれた句。

咳をしても一人 尾崎放哉
小豆島の西光寺奥の院の南郷庵で最期を迎えた放哉。その晩年に詠まれた。

野菊より霧立ちのぼる屋島かな 田村壽子
昭和6年、高浜虚子選の「日本新名勝俳句」での帝国風景院賞句。

ご当地季語と御当地俳句