熊本県の季語と俳句

熊本県の御当地季語

阿蘇の御田祭(夏の季語)
7月28日に阿蘇神社で行われる御田植神幸式。

不知火(秋の季語)
八代海や有明海で旧暦8月1日前後に現れる夜の蜃気楼。日本書紀(景行紀)にも記されている。

熊本県を詠んだ俳句

こがらしや海に夕日を吹き落とす 夏目漱石
明治29年(1896年)11月、熊本第五高等学校の修学旅行の引率で天草を訪れた時に詠まれた俳句。子規に送った句稿の冒頭句。

分け入つても分け入つても青い山 種田山頭火
大正15年(1926年)4月10日、堂守を務めていた植木町の観音堂を離れ、放浪の旅に出た。そのはじめに詠まれた。

ご当地季語と御当地俳句