くろだももこ
1938年(昭和13年)8月10日~2023年(令和5年)3月13日。東京市本郷(文京区)出身。東京女子大で俳句研究会に入り、山口青邨に師事。博報堂に入社して定年まで勤めあげ、雑誌「広告」編集長などを担当した。1990年には「藍生」を創刊し、主宰となる。2023年、脳内出血のため84歳で亡くなる。
1982年に第1句集「木の椅子」で現代俳句女流賞と俳人協会新人賞を受賞。2011年に「日光月光」で蛇笏賞。2020年に現代俳句大賞受賞。日本経済新聞俳壇選者。日本ペンクラブ会員。
「季語の現場人」を自任。1970年からは「日本列島桜花巡礼」として全国をかけ巡り、「桜」の俳人として知られた。
▶ 黒田杏子の俳句