筑紫磐井 ●
句集世に出でよ黙視の春暑し 季歳々に変はるをんなと夏ごろも 季業平忌青女房の恋疾し 季円覚寺累代の蟇さぶらへり 季万葉の秋の田の歌恋のうた 季ほんたうは松茸御飯炊いてをり 季新蕎麦と言はせて褒める江戸の粋 季縦・横にかさばる障子洗ふ役 季咳こぼれいづこにこもる夜居の僧 季をりをりは鼓を囃し万歳楽 季筆撰ぶ銀座に雨の良寛忌 季みちのくに戀ゆゑ細る瀧もがな 季
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