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綾部仁喜 

わらはべの両足に水ぬるみけり 
たらちねの母が溶けゆく春氷 
かく暑き日を西鶴は死にたるか 
軍艦を陸に封じて雲の峰 
新米の袋の口をのぞきけり 
天よりも地のよく晴れて唐辛子 
かたくりの花の韋駄天走りかな 
いつまでもいつも八月十五日