俳句

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嶋田青峰 

日輪は筏にそゝぎ牡蠣育つ 
秋晴れや海のほとりにかえりけり 
わが影や冬の夜道を面伏せて 
朝寒のこの道を行くつとめ哉 
たゞ蟻の為すまゝに蝶の衰へる 
風邪人に玻璃戸の日影移りゆく