俳句

俳人検索結果



角川春樹 

桜前線泊まると決めてけむり雨 
家康の城を遠目に松手入 
火の色の縄文の壺神還る 
四五本の雨葉牡丹の渦に消ゆ 
くれなゐの糸のごとくに花しぐれ 
朝市やまだ海色のさばをせる 
鳥貝や風音遠き日暮来る 
地に垂りていよいよあをきさくらかな 
死ぬるとも鬼の名のつくやんまかな 

最後の角川春樹 [ 伊藤 彰彦 ]
2090円(税込/送料込)
カード利用可・海外配送不可・翌日配送可能
【楽天ブックスならいつでも送料無料】 【楽天ブックス】