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小林一茶 

おれがふく笛と合はすや鹿の声 
雀らも真似してとぶや渡り鳥 
海中や鰯貰ひに犬も来る 
新米の膳に居るや先祖並み 
山里や杉の葉釣りてにごり酒 
我と来て遊べや親のない雀 
目出度さもちう位也おらが春 
とるとしもあなた任せぞ雪仏 
せゝなぎや氷を走る炊ぎ水 
浜風に色の黒さよ誕生仏 
花守や夜は汝が八重桜 
かつしかやなむ廿日月艸の花 
末世とてかたづけがたし虎が雨 
活鯵や江戸潮近き昼の月 
瓜西瓜ねんねんころりころり哉 
どんど焼どんどゝ雪の降りにけり  (七番日記)
河豚食わぬ奴には見せな富士の山 
菜の花のとつぱづれなり富士の山 
おんひらひら蝶も金比羅参哉 
寝ころんで蝶泊まらせる外湯哉 
鶺鴒がたたいて見たる南瓜かな 
おく霜の一味付けし蕪かな 
入梅や蟹かけ歩く大座敷 
世の中は地獄の上の花見かな 
すね茄子馬役を相勤めけり 
山雀の輪抜けしながらわたりけり 
法の世や在家のばせを花が咲く 
常夏に切り割る川原川原かな 
露の世や露のなでしこ小なでしこ 
吾亦紅さし出て花のつもりかな 
皸をかくして母の夜伽かな 
花御堂月も上らせ給ひけり 
鳰の巣の一本草をたのみ哉 
まんべんに御降受ける小家かな 
夏痩や雷嫌ひの乱れ髪 

松尾芭蕉 おくのほそ道/与謝蕪村/小林一茶/とくとく歌仙 [ 松浦 寿輝 ]
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