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志太野坡 ●

ちからなや膝をかゝへて冬籠り 季
麦畑や出抜けても猶麦の中 季
初手水むすぶや指も梅の花 季
ほんのりと日のあたりたる柳哉 季
竪にする古きまくらや寒椿 季
わが庵の桜も寂し煙り先 季
垣潜る雀ならなく雪の跡 季
若水や冬は薬にむすびしを 季