季語|皸(あかぎれ)

晩冬の季語 

あかがり

皸皮膚に亀裂が入って、炎症を伴って赤くなったり出血したりしたものをいう。皸の亀裂は、表皮の奥深くや真皮にまで届くことがあり、ひびよりも深い。
冬になると、乾燥した空気と、汗や皮脂の分泌量の低下に伴って、皮膚の水分が不足する。その状態で刺激を与えると、皮膚の弾性力が限界となって、亀裂が入る。水が蒸発する時、皮膚の水分も一緒に蒸発するため、水仕事をした後などに発生しやすい。血行不良が原因でできる「霜焼」とは発生メカニズムが違う。

【皸の俳句】

皸をかくして母の夜伽かな  小林一茶