孔雀草と呼ばれる植物はキク科コウオウソウ属フレンチマリーゴールド・キク科ハルシャギク属ハルシャギク・ドシダ類ウラボシ科クジャクシダの3種類があり、フレンチマリーゴールドとハルシャギクは夏の季語となる。
画像はフレンチマリーゴールドで、メキシコ原産ではあるが、パリの庭園に植えられてからヨーロッパに波及したため、フレンチマリーゴールドの名がある。日本へは江戸時代に渡来した。
ハルシャギクは波斯菊と書き、「ペルシャの菊」という意味である。日本へは明治時代に渡来した。
【孔雀草の俳句】
まちまちにゆれつつ雨の孔雀草 野口盾人