季語|寒夜(かんや・さむよ) 三冬の季語 寒夜 冬の夜(ふゆのよ・ふゆのよる)・夜半の冬(よはのふゆ) 冬の夜の寒さは厳しい。現代でこそ暖房設備が整い、室内では快適に過ごすことができるようになったが、かつては、それを如何に遣り過ごすかは生きていく上での課題であった。古い句に、時代の変遷を見るのも面白い。 【寒夜の俳句】 冬の夜や古き仏を先づ焚かむ 与謝蕪村 抱く珠の貝のあはれを聞く冬夜 中村汀女