季語|片蔭(かたかげ) 晩夏の季語 片蔭 片陰(かたかげ)・日蔭(ひかげ)・日陰(ひかげ) 「片蔭」とは、道の片側に陰が生じることである。「片かげり」ともいう。 「片蔭」「日蔭」を詠む時、俳句では午後の風景となる。太陽が西に廻るとともに暑さが増し、人々は涼しい日陰を求めるようになる。そうすると、人は道の片側に寄って行くようになる。 【片蔭の俳句】 片蔭や滅びし寺の名の町の 野中亮介