季語|末黒(すぐろ) 初春の季語 末黒 野焼きなどのあとに、草木が黒く焦げていることを「末黒」という。 野焼きは主に、山火事の防止や生態系の管理などを目的に行うものである。春先に行うことで、地下に眠る植物を生かしつつ、地表の虫や雑草などを減少させることができる。ただ、近年では地球温暖化対策などの観点から、抑制される傾向にある。 【末黒の俳句】 暁の雨やすぐろの薄はら 与謝蕪村