季語|夜長(よなが)

三秋の季語 夜長

夜永(よなが)・長き夜(ながきよる)秋の夜(あきのよる)・夜長し(よるながし)

夜長の俳句と季語(桜さく島見知らぬ世界国立国会図書館オンライン)秋の夜の長く感じられることを言う。「日永」は春の季語、「短夜」は夏の季語、「日短」は冬の季語。百人一首3番には、柿本人麻呂の

足曳の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜を獨りかも寝む

が選ばれているが、これは、万葉集に「思へども思ひもかねつあしひきの山鳥の尾の長きこの夜を」の異歌によみびと知らずとして挙げられる和歌。

【夜長の俳句】

あいつらも夜永なるべしそそり唄  小林一茶
夜長寝てその後の雁は知らざりき  日野草城

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