季語|黄水仙(きずいせん)

仲春の季語 黄水仙

黄水仙の俳句と季語ヒガンバナ科。南ヨーロッパ原産。江戸末期に渡来。
水仙は晩冬の季語であるのに対し、黄水仙は春の季語。

ギリシャ神話には、よく知られたナルキッソスの他に、黄水仙にまつわる物語もある。それによると、ベルセポネに恋をした冥界の主ハーデスがベルセポネを誘拐した時に、落ちた白いスイセンが黄水仙になったという。

▶ 関連季語 水仙(冬)

【黄水仙の俳句】

わがままのとほるさびしさ黄水仙  宮澤映子

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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