天明の中興五傑のひとり「枯蘆の闌更」
たかくわらんこう(1726年~1798年6月16日)
享保11年(1726年)~寛政10年5月3日(1798年6月16日)。加賀金沢(石川県金沢市)出身。名は忠保、通称は釣瓶屋長次郎。別号に蘭皐・半化房・芭蕉堂など。和田希因に師事。医を業とし、京都に住した。蕉風復古を唱え、東山雙林寺に芭蕉堂を建てた。寛政5年(1793年)に花之本宗匠の称号を得た。天明の中興五傑のひとり。
与謝蕪村・久村暁台に押されていたが、二人亡きあと俳諧に力を注ぎ、名を挙げたという。「枯蘆の日に日に折れて流れけり」の句により、「枯蘆の闌更」と呼ばれた。
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