高橋淡路女(たかはしあわじじょ)

飯田蛇笏が女流界一とも評した高橋淡路女

1890年(明治23年)9月19日~1955年(昭和30年)3月13日。高橋淡路女は、兵庫県神戸市和田岬に生まれる。高浜虚子飯田蛇笏に師事。「雲母」同人。句集に「梶の葉」など。
「ホトトギス」初期の代表的女流俳人で、長谷川かな女阿部みどり女らとともに大正期を代表する女流俳人の一人である。

▶ 高橋淡路女の俳句


 高橋淡路女の年譜(3月13日 淡路女忌)
1890年 明治23年 9月19日、兵庫県神戸市和田岬に生まれる。(*1)
1906年 明治39年 東京の上野女学校を卒業。
1913年 大正2年 結婚。
1914年 大正3年 夫を病気で亡くす。長男誕生。高浜虚子に師事し、本格的に俳句を始め「ホトトギス」で活躍。(*2)
1924年 大正13年 関西を旅行し、明石の浦より眺めた淡路島に感動し、淡路女の俳号を使う。
1925年 大正14年 飯田蛇笏に師事。「雲母」同人となる。
1932年 昭和7年 阿部みどり女の「駒草」創刊に参加。
1955年 昭和30年 3月13日死去。
*1 本名は織田すみ。10代で俳句をはじめる。
*2 初号はすみ女。