俳句

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大須賀乙字 

日だまりの谷の寺なり冬の梅 
妙高に雲動かねど秋の風 
槻風の山ゆ新涼到りけり 
荷休めの牛の背を干す冬至かな 
干足袋の日南に氷る寒さかな 
庭木々の泥洗ひけり冴え返る 
陽炎や干し広げたる網の中 
夜雨しばしば照り極つて秋近し 
岩清水霧立つてゐる間かな 
筒鳥の霧重くなりし声音かな 
密林のゆるぎなう病葉の散る 
仔馬には牧初めてや余花白き 
川面のくれぐれや白き麦埃 
寒雁の聲岬風に消えにけり 
炉辺離れねば日記始めに異聞なし 
行く雁の声立てゝ沖は開けたり 

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