俳句

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桜井梅室 

ふゆの夜や針うしなうておそろしき 
ひとしづくけふのいのちぞ菊の露 
石の戸にいつまで草の紅葉かな 
水鳥も船も塵なり鳰のうみ 
綾むしろ地に敷く月の蘇鉄かな 
声ほとに威儀もつくらぬ雉子かな 
春の山窓から見ても時うつる