俳人検索結果



加舎白雄 ●

霧の香や松明捨つる山かづら 季
引きすすむ大根の葉のあらしかな 季
あぢさゐのかはりはてたる思ひかな 季
たちいでて芙蓉のしぼむ日に逢へり 季
おもかげや姨一人泣く月の友 季
鳥雲に入りて松見る渚かな 季
雲のあゆみ水の行くかたや仏生会 季
けしの花見てゐるうちは散らざりし 季
人こひし灯ともしごろをさくら散る 季
七種のそろはずとてもいわゐ哉 季
炭がまやぬりこめられし蔦かつら 季
照り雨や滝をめぐれば鷽の啼く 季
春菊の花に日暮るゝ尼の垣 季
峰入りやおもへば深き芳野山 季