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黛執 

山の木を鳴らし八十八夜来る 
遠国の仏見にゆく春の泥 
夏に入る斑をあきらかに山の鱒 
へつつひの火のたらたらと雁渡し 
山風の追つてくるなり通草籠 
土が力ゆるめ大根抜けにけり 
音すべて谺となれり山始