津田清子 ●
春の海より易々とかもめ翔つ 季読みかけの書に夏蜜柑酸とばす 季海に還す水母の傷は海が医す 季向日葵の一茎一花咲きとほす 季ばつた跳ね島の端なること知らず 季燈に遇ふは瀆るるごとし寒夜行く 季木の葉散る別々に死が来るごとく 季折れし葉が枯れし蓮には重荷なる 季虹二重神も恋愛したまへり 季幕営して流れの急なところ汲む 季
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