伊丹三樹彦 ●
画家の声太し五月の裸婦の図に 季炎昼や日照る石また昃る石 季石庭にいゆき流れて雲炎ゆる 季長き夜の楽器かたまりゐて鳴らず 季甘酒にいま存命の一本箸 季落日に兎は赤く眼を腫らし 季星つかむ男ねぷたの灯のてっぺん 季頬落ちてからの執心手毬花 季
1 |
【中古】 巴里パリ 伊丹三樹彦写俳集 / 伊丹 三樹彦 / ビレッジプレス [単行本]【ネコポス発送】2946円(税込/送料別)カード利用可・海外配送不可・翌日配送不可【最短で翌日お届け。通常24時間以内出荷】 【もったいない本舗 お急ぎ便店】