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大島民郎

実家には眠りに戻る花の雨 季
山の日に焼けてつとめの明日がまた 季
操車場泡立草が押し寄せて 季
漱石忌稀に和服のひと日得て 季
舟飾落ちてただよふ壇の浦 季
嵩なして男ざかりの年賀状 季
出初式また大阪に橋失せて 季
夜々おそく戻りて今宵雛あらぬ 季
八湯のひとつはすたれ草を干す 季