俳句

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山口素堂 

目には青葉山ほととぎす初がつお  (曠野)
初夢や通天のうきはし地主の花 
年もはやなかばながれつ御祓河 
池に鵝なし仮名かき習ふ柳かな 
旨すぎぬ心や月の十三夜 
行ずして見る五湖煎蠣の音を聞 
唐がらしあけをうばふやなすびあへ 
長雨の雲吹き出せ青あらし 
名もしらぬ小草咲さく野菊かな 
哀れさやしくるゝ頃の山家集 
河骨や終にひらかぬ花盛  (いつを昔)
竹植うるその日を泣くや村しぐれ 
綿の花たまたま蘭に似たるかな 
茶の花や利休が目にはよしの山