へろへろと わんたんすする くりすます
オノマトペが活きる秋元不死男の代表句
「瘤」(1950年)所収の秋元不死男の俳句。昭和24年(1949年)に詠まれた。オノマトペの特徴的な句を多く詠んでいる不死男の俳句の中でも、特に有名な一句である。
季語はクリスマスで冬。
華やかなクリスマスに一人ワンタンをすする悲しさが、「へろへろ」によって強調される。新興俳句弾圧事件で投獄されたりなど、苦境を経験してきた不死男ならではの俳句である。
▶ 秋元不死男の俳句
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