季語|たんぽぽ 仲春の季語 たんぽぽ 蒲公英(たんぽぽ)・鼓草(つづみぐさ) キク科タンポポ属。在来種は外来種(セイヨウタンポポ)に比べ、背が低く、種の数が少ない。セイヨウタンポポは開花期間が長く、夏場でも見られる。 タンポポの名は、別名を鼓草と呼ぶことから、鼓を意味する小児語であったタンポポが使われるようになった。元はフチナ(藤菜)、タナ(田菜)などと呼ばれていたらしい。英語名の dandelion はフランス語の dent-de-lion に由来し、ライオンの牙を意味する。 【たんぽぽの俳句】 たんぽぽの花の仔細に着陸す 稲畑汀子 たんぽぽや長江濁るとこしなへ 山口青邨 ▶ 春の季語になった花 見頃と名所