俳句

季語|蚕豆(そらまめ・さんとう)

初夏の季語 蚕豆

蚕豆の俳句と季語蚕に似たさやを空に向かってつけるために、ソラマメの名がついた。空豆とも書き、野良豆・天豆・夏豆・四月豆などともいう。西南アジア原産で、イスラエルの新石器時代の遺跡からも出土。インド僧・菩提仙那が行基に贈ったとされ、日本へは8世紀ごろ渡来したと考えられている。
3月から4月にかけて白い花を咲かせ、4月から6月に収穫される。豆は、塩ゆでなどにして食す。豆菓子に「いかり豆」があるが、これは、蚕豆を揚げて塩をふったものである。

【蚕豆の俳句】

そら豆はまことに青き味したり  細見綾子

季語検索を簡単に 季語検索を簡単に 季語検索を簡単に 季語検索を簡単に