俳句

季語|初漁(はつりょう)

新春の季語 初漁

漁始(りょうはじめ)

初漁の俳句と季語その年、最初に魚が取れて、一年が始まる。初漁でとれた魚は初魚といい、恵比寿様をはじめとする漁業の神に供えて、1年の無事と豊漁を祈る。そのことを「初漁祝い」と言い、供物は直会として船主や関係者が食す。

「初漁」という言葉は、年が明けて初めて魚を獲ることであるが、獲れた魚そのものを指すこともある。魚の種類ごとに「初漁」はあるが、季語としては新春になるので、季語における「初漁」の対象は、マグロ、ブリ、ニシン、イカ、カレイ、アナゴ、ズワイガニ、ワカサギあたりか。

【初漁の俳句】

初漁や海境の青一文字  木内彰志
満ちてくる潮に向かへり漁始  伊藤通明

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