俳句

季語|寒昴(かんすばる)

三冬の季語 寒昴

すばる

寒昴の俳句と季語「すばる」とは、地球から400光年離れた、おうし座にあるプレアデス星団。ギリシア神話のプレアデス七姉妹に擬され、オリオンから逃げ続けていると言われている。
日本でも古くから親しまれており、枕草子にも「星はすばる」と、彦星(アルタイル)・夕づつ(金星)・よばひ星(流星)を差し置いて、一番に挙げられている。現代においては、 谷村新司の歌った「昴」が一番馴染み深いか。

「すばる」とは、「統べる(すべる)」から来た言葉で、太古には玉を連ねたものを「すまる」と言った。古事記には、「御統(みすまる)」というオトタナバタの首飾りが出てくる。
また、古代天皇は「スメラミコト」「スメラギ」と呼ばれており、これも「統べる」からきた言葉である。

【寒昴の俳句】

寒昴身のすきとほるほどひとり  椿文恵

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