季語|春分(しゅんぶん)

仲春の季語 春分

中日(ちゅうにち)

春分の俳句と季語二十四節気の第4。太陽暦では3月20日頃が「春分の日」として祝日になり、彼岸の中日でもある。
昼の長さと夜の長さがほぼ等しい(太陽が点ではなく、大きさを持った球体としてあるため、太陽の直径分が移動するだけ、昼の方が長くなる)。また、ほぼ真東から太陽が昇り、ほぼ真西に日が沈む(春分点にある時間は、春分の日の中の一瞬なので、日の出・日の入りが春分点に当たらない限り、若干のずれが生じる)。
春分期間の七十二候は、雀始巣(すずめはじめてすくう)・桜始開(さくらはじめてひらく)・雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)。

【春分の俳句】

春分の日なり雨なり草の上  林翔
たにぐゝの日ねもすなきぬお中日  原石鼎

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