季語|竹の秋(たけのあき) 晩春の季語 竹の秋 竹秋(ちくしゅう)・竹落葉(たけおちば) 養分が筍にまわる晩春、竹の葉は活力を失くして黄変する。これを、春にもかかわらず「竹の秋」という。 夏に入るころ落葉することから、夏の季語として「竹落葉」がある。ただし、竹は常緑であるので、全てが落葉するものではない。秋には若葉が映えることから、これを「竹の春」という。 「竹秋」ともいうが、これは陰暦3月の異称としても用いられる。 【竹の秋の俳句】 いざ竹の秋風聞かむ相国寺 大伴大江丸