季語|草の穂(くさのほ) 三秋の季語 草の穂 草の絮(くさのわた)・穂草(ほくさ) イネ科やカヤツリグサ科の中の「草」と呼ばれる雑草は、秋に穂を出すものが多い。その穂は花であり実となるが、やがて綿状になって飛散するものもある。綿の中には種子が含まれ、翌年発芽して勢力を伸ばす。 【草の穂の俳句】 草の穂の埃やあれもこれも過ぎ 加藤楸邨 穂草立つ墳も刈田も雨の音 水原秋桜子