俳句

季語|鷽替(うそかえ)

新春の季語 鷽替

鷽替太宰府天満宮で、古くから正月七日に行われてきた神事。酉の刻になると「替えましょ、替えましょ」の掛け声とともに、「木うそ」を互いに交換する。これには、嘘を誠心に替え、悪いことを嘘にして吉に取り替えるという意味がある。
現在では、亀戸天神社など、菅原道真を御祭神とする多くの天満宮で行われているが、神社によって日程に違いがある。参拝者は、古い木うそを神社に納めて、新しい木うそにとりかえる。菅原道真が蜂に襲われた時に、の大群が助けたという伝承に基づく神事だとも言われている。

【鷽替の俳句】

鷽ひとつ替ふることなく書架にあり  石田波郷

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