俳句

季語|夕菅(ゆうすげ)

晩夏の季語 夕菅

黄菅(きすげ)

夕菅ススキノキ科ワスレグサ属ウコンカンゾウの変種。本州から九州の山地に育つ日本原産の多年草で、6月から8月頃に百合に似た黄色い花を咲かせ、「黄菅」とも呼ばれる。
夕方から翌日の午前中まで花を咲かせる。虫媒花で、スズメガを呼ぶ。葉が「スゲ(萓)」に似て、夕方から咲き始めることから「夕菅」の名がついた。

近縁種にススキノキ科ワスレグサ属ゼンテイカがあり、「日光黄菅」と呼ばれている。5月から7月頃に咲き、こちらも晩夏の季語になっている。

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【夕菅の俳句】

夕菅は胸の高さに遠き日も  川崎展宏

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