季語|躑躅(つつじ)

晩春の季語 躑躅

白躑躅(しろつつじ)山躑躅(やまつつじ)・曙躑躅(あけぼのつつじ)・平戸躑躅(ヒラドツツジ)

躑躅の俳句と季語常緑低木。古くから園芸品種として交配され、品種が多い。山野に自生するものもあるが、ヒラドツツジは街路樹として数多く栽培され、晩春に色鮮やかな花をつける。古くからの伝統色に躑躅色(つつじいろ)があるが、これは、赤い躑躅の花のような鮮やかな赤紫色のことである。見る人の足を引き止める美しさから、躑躅を「てきちょく」と読み、躊躇の意にも用いる。

次々に咲くことから、「続き咲き木」と呼ばれたことが語源になっているという説がある。ネパールでは国花となっている。

【躑躅の俳句】

近道へ出てうれし野の躑躅哉  与謝蕪村
死ぬものは死にゆく躑躅燃えてをり  臼田亞浪

▶ 春の季語になった花 見頃と名所

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