季語|夏の湖(なつのみずうみ・なつのうみ) 三夏の季語 夏の湖 大きいことを表す「う」と水の「み」が結びつき、「うみ」。名前の由来は淡水湖にあるが、塩湖や、淡水中に海水が入った汽水湖もある。 日本最大の湖は琵琶湖であり、古くは「近つ淡海」と呼ばれ、近江の語源ともなった。また、「遠つ淡海」は浜名湖のことで、遠江の語源となった。因みに淡水湖であった浜名湖は、1498年に起きた明応地震で堤が決壊し、汽水湖になった。 【夏の湖の俳句】 高根より礫うち見ん夏の湖 池西言水