晩冬の季語 雪吊
樹木の枝が雪の付着で折れないように、縄で枝を支える。リンゴの実の重さから枝を守るために行ったことを起源とし、明治の終わりに導入された柱の先から放射状に縄を張る「りんご吊り(芯立て)」が一般的。ほかに、幹から縄を張り枝を支える「幹吊り」などがある。金沢市の兼六園が有名で、11月1日から作業を始め、3月まで見られる。東京でも、甘泉園公園や六義園などで見られる。
【雪吊の俳句】
雪吊りをされて身動きできぬ影 高崎武義
雪吊で有名な兼六園近くの宿
石川県金沢市にある日本庭園「兼六園」は、国の特別名勝で日本三名園の一つ。1676年(延宝4年)に、加賀藩4代藩主の前田綱紀が「蓮池御殿」を建てたのが、兼六園の始まり。1759年(宝暦9年)に焼失したものの、1774年(安永3年)に再興。兼六園の名は、松平定信が「洛陽名園記」を引用して、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名した。




