季語|初手水(はつちょうず) 新春の季語 初手水 元旦の朝に、初めて酌んだ若水で心身を洗い清める。手水を「ちょうず」と読むのは「てみず」の転訛。手水は、禊の簡略作法であり、本来は河川に入り身を清める。イザナギノミコトが黄泉の国から帰還した折、日向の橘の小門の阿波岐原で身禊をしたという神話に基づく。 【初手水の俳句】 初手水むすぶや指も梅の花 志太野坡