季語|北風(きたかぜ・きた・ほくふう) 三冬の季語 北風 寒風(かんぷう) 冬に、大陸から吹き寄せてくる北よりの風には、身を切るような冷たさがある。日本海側では、海の湿気を吸い上げて雪となり、山を越えて太平洋側に出るにつれて、乾燥した風となる。 童謡「たき火」には、「北風ぴいぷう吹いている」と歌われる。また、「北風と太陽」は、イソップ物語の中でも特に有名な寓話のひとつである。 【北風の俳句】 北風の奪へる声をつぎにけり 中村汀女