俳句

季語|ずわい蟹(ずわいがに)

三冬の季語 ずわい蟹

越前蟹(えちぜんがに)松葉蟹(まつばがに)

季語と俳句ずわい蟹十脚目(エビ目)ケセンガニ科の蟹。同じく冬の季語となる鱈場蟹(たらばがに)は、十脚目異尾下目(ヤドカリ下目)タラバガニ科に属し、正確には蟹ではなく、ヤドカリである。
ずわい蟹は、メスよりもオスの方が大きい。山陰以東の日本海が主な漁場で、福井県で水揚げされるオスは「越前蟹」、山陰地方で水揚げされるオスは「松葉蟹」と呼ばれる。

語源は、細い木の枝を指す古語「楚(すわえ)」にあり、それがが訛って「ずわい」になったとされる。鍋や刺し身など、冬の味覚として人気が高く、蟹味噌や卵巣も食す。
地方によって、漁期が異なり、山陰地方の松葉蟹は11月6日から3月20日。ただし、メスは11月6日から12月31日までと決められている。

なお、ずわい蟹の種類には、ここで説明したオピリオと呼ばれるズワイガニのほか、ロシアやカナダから輸入されるオオズワイガニ、日本海特有種で水っぽいとも言われるが甘さはズワイガニを上回るベニズワイガニがある。

【ずわい蟹の俳句】

ずわい蟹大手広げて届きけり  根本ゆきを

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