季語|玉子酒(たまござけ) 三冬の季語 玉子酒 卵酒(たまござけ) 酒に鶏卵、砂糖を混ぜて作るホットカクテルの一種。 俳諧歳時記栞草に「寒気を禦がんために飲之」とあるように、風邪をひいた時に飲むものとの認識があるが、風邪への効果は認められていない。一種の滋養強壮剤ではある。 【玉子酒の俳句】 玉子酒どちらが先に死ぬなどと 橋本村童 ふつうは家庭で作られるものであるが、伊達家御用蔵として知られる「勝山」は「たまご酒」を市販し、人気を博している。100年以上の伝統を持つ玉子酒である。