季語|寒星(かんぼし・かんせい)

三冬の季語 寒星

冬星(ふゆぼし)冬の星(ふゆのほし)冬星座(ふゆせいざ)

季語と俳句寒星冬は、日没が早く空気も澄むことから、天体観測には最も適した季節だと言える。また、この時期はジェット気流が強くなるため、星の瞬きが美しい。
観察できる一等星も多くなる季節であり、オリオンやスバルなども肉眼で見ることができる。

冬の代表的な星座に、三ツ星が美しいオリオン座や、夜の空で一番明るい恒星シリウスを持つおおいぬ座、赤い一等星アルデバランを持つおうし座などがある。また、ベテルギウス・シリウス・プロキオンを結ぶ冬の大三角も観察できる。

【寒星の俳句】

寒星や神の算盤たゞひそか  中村草田男

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