俳句

季語|新米(しんまい)

晩秋の季語 新米

今年米(ことしまい)

新米の俳句と季語地域や品種によって新米の出回る時期には違いがあり、九州など7月ごろから出回るところもあるが、概ね10月頃に店頭に並ぶ。JAS法では、収穫年の年末までに精白や袋詰めがされた米を、「新米」という。
俳諧歳時記栞草では、新米は秋之部九月に分類される。

新人のことを「新米」と呼ぶが、新しい前掛けをして店頭に立っていた新人を「新前掛け」と呼び、それが「新前(しんまえ)」「しんまい」に転訛し、「新米」の文字があてられたという説がある。
食糧管理法における「新米」は、11月1日から翌年の10月31日までに収穫された米を言い、収穫した翌年の10月31日を過ぎると「古米」になる。

【新米の俳句】

新米のまだ艸の実の匂ひ哉  与謝蕪村

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